靴を作ったことはありますか?
靴を作るって、そもそも靴がどうなっているのかわからないし、高い技術が必要そうだし、難しそうですよね。
ローパープロジェクトは健康的で持続可能な靴生産を目指し、開発に6年かけて作られたプロジェクトです。
その後、誰もが靴が作れる世界を創る。を目標に、キットの開発に一年をかけ、ようやくみなさんに楽しんでいただける準備ができました。
こちらが、ローパーのソールキット(糸付き)です。
ソール、インソール、アッパーとソールを繋げる太い糸と針が入っています。
ご自宅で作業する場合、音などが静かで腕の力も必要のない、野中製作所のスクリューポンチをオススメします!
上記の道具はLOPER作りに置いてオススメする道具ですが、必ずしもこれでなければいけない訳ではありません。
ご自身でお好みの皮革や靴紐をご用意ください。
(初めての方は本革もしくは合皮がオススメです。本革は厚み2mm以上の柔らかめのタイプ、合皮も厚みがあるものが好ましいです。薄い素材は、耐久性が弱く、形が安定しない場合があります)
イエローと半透明のクレープが新発売しました。
*ホワイト/イエローとクレープソールは値段が違いますのでご注意ください。
YELLOW
CREPE
サイズを選ぶ。
サイズは、ブランドやモデルによって若干の違いがあるので、下の表を参考に、普段自分が履いている靴のサイズと照らし合わせてお選びください。
ステップ1
自分の好みのデザインの靴を決める。
Derby,Macalon,Plain,High topからお選びいただけます。
パターンは、このリンクからダウンロードしていただけます。
LOPER PATTERNSという項目をクリックし、 Downloadボタンを押すと4デザイン、全サイズのダウンロードが始まります。
ステップ2
一例として、Derbyという種類の靴の作り方を紹介します。
ステップ3
線に沿って、カッターまたはハサミで切り抜いていきます。
ステップ4
切り抜いたパターンに穴を開けていきます。
ステップ5
パターンに沿って、使う素材の裏側にペンで印をつけて行きます。
ステップ6
左側の靴を全部描いた後、裏返して右側の靴も描いていきます。
靴のパターンは、右と左があります。
パターンに、足の内側の印をつけて、右のパターン、左のパターンを間違えないように気をつけましょう!
ステップ7
線と印に沿って、ナイフ、または鋭いハサミで裁断をし、穴を開けます。
ステップ8
全てのパターンを裁断したら、左右それぞれのパーツを正しい位置でマスキングテープで仮止めをします。
ステップ9
付属の糸の両端にそれぞれ、針を通します。
A の位置に針を刺し、両方の糸が同じ長さになるところまで糸を通します。
針1で D 地点まで縫っていきます。
針2を D 地点まで縫い終わったら、そのあと針1をソールの D の位置に刺します。
ステップ10
いよいよアッパーとソールを縫っていきます。 両端の針を交互に縫い合わせるサドルステッチという方法で縫っていきます。
横のサイドのステッチの部分は、一本で縫いあげ、端から同じように戻って来るように縫います。
最後の始末は、両方の糸を二重に縫い、端でカットします。
インソールを入れ、紐を通して完成です!
今回は合皮のブラウンを使用しましたが、素材を変えるだけで、こんなに雰囲気も変わります。パターンをベースにオリジナルのデザインを形にするのも楽しいですね。
靴デザイナー(職人)に認められるソール
DECO&BOCOのデザイナー/靴職人の飯田さんにもソールをご購入いただき、サンプルを作ってもらいました。
普段から時間と手間をかけて作ってる職人さんたちにも好評です。比較的短時間で作れるので、普通のラインと分けて「LOPER(ローパー)」を使ったセカンドラインを作る予定だそうです。
靴作りワークショップにも最適ですね。
お客様の声
LOPERで広がるD.I.Yの意識
いつかキッズサイズの「LOPER(ローパー)」を作って全ての子供達が靴を作るという経験ができるようにするのが目標です。
靴作りの世界には、表に出ていないたくさんの根深い問題が潜んでいます。
そんな、難しいを、自分で作るから、楽しいに。
自分の作ったものを使い生活することや、誰が作ったかわかるものを身につけると、それだけものに愛着を持つことができます。
そんな人生は、次から次へのものを増やし消耗する人生よりも、より豊かで楽しいはず。
自分で靴を作ってみたい!作ってプレゼントしたい!靴のブランド始めたい!そんな人には、ぜひ試してみて欲しいです。
パターンは、このリンクからダウンロードしていただけます。
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